2022年のクリスマスが近づいてきたある日。
うちの子が疑問を担いでやってきました。
「ひいらぎ」って何?
ギザギザの葉っぱなのが「ひいらぎ」だよ
クリスマスに飾るんだよ
なんでクリスマスに飾るの?
きっと何か意味があるのだろうけど、私には飾る理由がわからず。
クリスマスリースを画像検索して見せてあげたのですが「キレイだね!」「楽しいね!」で終わらないのがおもしろいところ。
親子一緒に「ひいらぎ」について学んできました。
ひいらぎ(柊)とは
まず「ひいらぎ」について詳しく調べます。
柊(ヒイラギ)は葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが特徴の常緑高木です。
原産地は日本や中国です。耐寒性があり丈夫な樹木で、山野に自生する他、公園や庭園の植栽としても人気があります。
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ひいらぎといえば「ギザギザの葉っぱ」ですよね。
私が知っていた、ひいらぎの情報は葉っぱのことぐらいです。
いままで、気にして見たことがありませんでしたが、いつも遊びにいく公園とかに植えられている可能性がありそうです。
子どもと公園に行ったときとか、お散歩しているときに探して、実物を見てもらえる機会があるといいなあ。
この間はポケモンの「イーブイ」とか調べてたのに、興味のベクトルがえらい違いです。
小さなことでも、いろんなことに興味を持ってくれて、親としては楽しませてもらっています。
ひいらぎかざろう
どこで、うちの子どもが「ひいらぎ」という言葉を覚えたのかを聞いてみました。
歌に出てきたよー
これはほぼ「ひいらぎかざろう」でしょう。
何か絵本を読んでいて、ひいらぎが出てきたのかもしれないと予想していましたがハズレ。
大好きなポケモンが歌ってくれているので、見せてあげました。
「ひいらぎかざろう」は代表的なクリスマスソングの一曲ですよね。
毎年クリスマスに近づいてくると、どこかで耳に入ってくる曲。
もともとはイギリスのウェールズで歌われる民謡だったそうです。
海外の文化であるクリスマスが日本の年末ビッグイベントになったのと同じように「ひいらぎかざろう」もクリスマスソングとして日本にすっかり定着しています。
なぜクリスマスにひいらぎを飾るのか
ところで、なぜクリスマスにひいらぎを飾るのでしょうか?
子どもに聞かれて、私も気になったので一緒に調べました。
クリスマスリースを玄関に飾ると、魔除けとして邪気の侵入を防ぐと信じられており、1月5日の夜には取って焼き払うのが習わしと言われています。
クリスマスの飾りにヒイラギが使われるのはなぜ?赤い実の意味
ひいらぎは魔除けとして使われているようです。
クリスマスってサンタクロースが来る楽しいイベントなのに、魔除けもするイベントなのか。
魔除けという意味では、日本は「節分」で鬼を払うための豆まきが近いのかもしれません。
日本だとクリスマスリースはクリスマスツリーと共に、クリスマスというイベントを彩るための飾りですよね。
クリスマスツリーやクリスマスリースを見ると、気分が高まってくるのと同時に、今年ももう終わるなあと思っちゃいます。
ちなみにクリスマスリースに使われるのは「セイヨウヒイラギ」で日本在来のひいらぎとは違う植物です。
クリスマスはもともと、日本の文化ではなくて、海外の文化なんだよと言っても、さすがに子どもは理解はしてなさそうでした。
ボカロPの柊キライさん
余談になりますが、ひいらぎについて調べている過程で、柊キライさんを知りました。
ボカロということは歌を作っていらっしゃるということ。
うらやましい才能ですわー。
まさか、うちの子が「ひいらぎ」を知ったのは柊キライさんの歌を聞いたからとかあるか?
しらなーい
柊キライさんのYouTubeも一緒に聞いてみましたが、さすがに違いました。
でも、Adoさんの「うっせぇわ」を口ずさめちゃうぐらいだから。
どこで何を経験して、どんなことを覚えてきても不思議ではないと最近は思っています。
一緒に何かを調べたり考えたりする時間を大切にして、何に興味を持ったのか、疑問に思ったのかを理解してあげたいです。
大人になった私も子どもと一緒に勉強していきたいですね。
まとめ:子どもは歌うだけで満足してなかった
この記事は「ひいらぎ(柊)」について子どもと一緒に調べる自由研究でした。
- ひいらぎ(柊)はギザギザの葉っぱが特徴の植物
- ひいらぎが気になったのは歌詞に出てきたから
- クリスマスのひいらぎは魔除け
歌うのが好きな子だとは思っていましたが、歌詞にも意識が向いていることが驚きでした。
興味の幅をもっともっと広げてもらいたいです。
私は幅を広げるお手伝いができたらいいな。
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