この記事では、Evernoteを利用してPDCAサイクルに取り組む方法を紹介します。
試験に合格するとか、年収をいくらにするとか、チームのレギュラーになるとか目標ってありますよね。
目標を達成するためには行動する必要があります。行動なくして結果は得られません。
無心で行動をすることが結果につながることもありますが、残念ながら時間は無限ではありませんし、不安を感じて立ち止まってしまうこともあります。
私は目標に立ち向かうときにはPDCAという手法を使っています。
そしてEvernoteを使って記録をしておいて、現状を把握しやすくし、行動への迷いを感じにくくするようにしています。
迷いはなくなったぶんだけ、行動しやすくなります。
PDCAは計画を立てて、行動し、結果を評価して改善点を洗い出す手法です。
改善点は次の計画を立てるときや行動をするときに、過去の経験としてどんどん活用します。
目標達成を目指して私と一緒にPDCAをやってみませんか?
PDCAの簡単なご紹介
PDCAは、Plan(P:計画)、Do(D:実行)、Check(C:評価)、Action(A:改善)の頭文字を取ってくっつけたものです。
計画(P)を作ったら行動(D)して、行動した結果を見直し(C)をします。
今後も続けることや変更すること、中止することを見直しから見つけて、次の計画に反映(A)させます。
新たな計画ができたらまた行動して、またまた見直して・・・と繰り返していきます。
なので、PDCAサイクルと言われることが多いですね。PDCAの順番にくるくるさせるイメージです。
個人的な話となると何度も計画をして行動し、見直しをサイクルしていくことで成長していこうというのがPDCAです。
PDCAは有名すぎる手法なので、知っている方は多いでしょうし、すでに実践されている方もいると思います。
さらにはPDCAを実践しているだけでなく、アレンジをして、どんどんPDCAサイクルを回している人だっているでしょう。
私もPDCAという手法を利用しています。これから何をするのかはっきりさせやすいので、迷いができにくく行動がしやすいというのがメリットだと思っています。
私は作った計画や、予定している行動をEvernote(エバーノート)を使って、記録・管理しています。
Evernoteは無料でも使用ができるウェブサービスです。
目標とプランは別々にEvernoteに作ってPDCAをはじめる
PDCAには「計画:プラン」という段階があるので、ここに目標を当てはめることも多いと思いますが、私の場合は目標と計画は別々に立てています。
まず、Evernote(エバーノート)には目標をタイトルにしたノートを1つ作ります。
目標をタイトルにしたノートの中身は目標に近づくために考えられること、できそうなことを思いつく限り書いておきます。
私の場合は、そんな目標へ到達するために考えたこと、できそうなことをプランとして設定しています。
プランのノートは目標とは別に作り、プランをタイトルにしたノートに行動予定を入れておきます。
いくつかプランになることが発生するので、それぞれをPDCAのPとして行動部分のDもそれぞれに用意します。
気合いの入った大きいPDCAではなく、こじんまりとしたPDCAを数多くやっていくというのが私のやり方です。
なんなら、目標も分解して、大きな目標のための小さな目標をいくつか用意することもあります。
私のPDCAは「小さく繰り返す」ことを意識していて、少しずつでもいいから前に進めるようにしています。
私のやり方だと「考えたこと」「できそうなこと」といったはっきりしないことがプランに入ってくるので、プラン通りに行動できても、確実に目標達成につながるかはわかりません。
それでもとりあえずプランに従って行動してみます。実験してみるという行動です。
なので、色々とやってみないと目標の達成どころか前進さえしてないぞ?みたいなことになりかねません。
私はとにかく考えうることを試してみるためのPDCAをやっています。やり方には好みがあると思いますよ。
大きい目標をプランに据えて、厳選した行動をすることで結果を出す人もいると思うので、PDCAの活用は自分の性格なんかと相談して、試行錯誤してみるのがいいです。
ゴールが大きいほど、過程にある目標はたくさん出てきます。
たくさん目標が生まれるぶん、自分がいま何をやっているのか、どこにいるのかわからなくなる可能性が大きくなります。
わからなくなってしまうと行動もしにくくなってしまうのを避けるために、記録をEvernoteに残しているのが私です。
計画と行動をEvernoteに記録しておいて評価と改善をする
目標を達成するために思いついた計画、計画に伴う行動もEvernoteを利用して記録しています。
計画と行動の記録はPDCAのCheck(C:評価)、Action(A:改善)の部分に活用します。
Evernoteに計画と行動を記録しておくことで、評価や改善がしやすくなります。
うまくいったことも、いまいち結果がでなかったことも記録しておくことで、これから先に活かせるようにしておくのです。
そのために振り返りができるようにしておくことが、PDCAにおいて大事なことです。
記録しておかないと忘れちゃうし。
計画や行動の記録と同じノートに、PDCAのCとAに該当する、これまでの評価と今後の方針や改善点についての記録を加えておきます。
ちなみにPDCAの評価と改善は「KPT」を活用しています。
記録を加えて、残しておくと過去の自分の経験を振り返ることができますよね。
Evernoteではノートをカテゴリ分けしておくための、ノートブックが用意できます。
ノートブックを利用して、いま進めているPDCAなのか、すでにPDCAのAまで到達しているものなのかを分けておきます。
すでに自己評価をし、改善点を考えたものであってもノートの削除はしていません。
保管用のノートブックを用意しておいています。
PDCAはサイクルさせていくものなので、1つで完結させるのではなく、PDCA同士が連続しているものです。
ノートを残しておけば、完了したPDCAも振り返ることができますし、のちのち気づきがあるかもしれません。
明日の自分、1週間後の自分、1ヶ月後の自分は違うことを考えている可能性があります。
考え方が変われば、ものの見方も変わります。そんな瞬間を私は逃したくないと思っています。貧乏性なんです!
なので、Evernoteに記録したことは「とりあえず取っておく」ことが多いです。
断捨離という考え方もありますが、私のPDCAにそんな考えは無縁です。
とりあえず取っておく記録はPDCAに限ったことではなく、PDCAに関しても例外ではないというのが私のEvernoteの使い方です。
まとめ:Evernoteを使ったPDCAの実践
今回はEvernoteを利用して、PDCAを実践していることを紹介しました。
- 目標ノートをもとに、小さめのPDCAノートを作る
- PDCAノートはプランをタイトルにして、DCAの部分を中身に入れて記録
- ひとまず終えたPDCAノートも削除せず、振り返りができるようにしておく
正直なところ、PDCAの実践にあたって素晴らしい管理ツールが見つけられずにEvernoteを使っているという面もあります。
どんなツールを使うのがいいのかは、今後も考えないといけないですね。いいものを使うともっとストレスフリーになるはずですから。
Evernoteは使い方が自由なのでとても助かっています。
PDCAそのものも私にとっては実験です。目標に向かった取り組みに関しても、試してみて振り返りを繰り返していきます!
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