2024年にNISAが一新され、投資の注目度が高くなりました。
投資が今までよりも身近なものになりつつあると思います。
一言に投資と言っても、かなり広い選択肢があります。
NISAであれば、一つの企業に投資することもできますし、特定の国の株という範囲で投資をすることもできます。
NISAの対象外も含めると、さらに選択肢は多くなります。
無限択となると、どこに手を出すかは悩ましくなります。
私は、悩んだり迷ったりしたら「地味な投資」をしていくのがいいのではないかと思っています。
地味な投資が何かと言うと「インデックス投資」ですね。
爆発力こそないものの、資産形成を考えることができる投資をしておくのが、丸い投資選択ではないでしょうか。
「派手な投資」よりも「地味な投資」
長期的な目線で資産を作ろうとしているのであれば「派手な投資」よりも「地味な投資」です。
最後にほくほく笑顔になれるような資産形成ができればOK。
最終的にどれぐらいの資産が出来上がるか、将来出る結果が大事になります。
コツコツ投資をしていくうえで有力候補となるのが、オルカンやS&P500などの「インデックス投資」です。
時間をかけてインデックス投資を続けていくことで、じっくりと資産形成を狙うことができます。
地味なことをコツコツやるのが大切なのは投資にも当てはまります。
信用取引、レバレッジをかけたトレードで派手で大きなリターンを一発打ち上げなくても、資産形成は十分考えることができるということです。
大きなリターンを信用取引、レバレッジをかけたトレードで狙おうとする動きを否定するつもりはありません。
誰もが資産運用を長期で考えているわけではないでしょうし。
リスクを承知で一発当てることで、変えたい状況というのもあるかもしれません。
将来を見据えた資産形成ということで、時間をかけることができるのであれば、オルカンやS&P500などのインデックス投資で、目標とする資産額を目指すことができます。
インデックス投資でも、ワンチャン「サイドFIRE」を見ることもできるみたいですし。
地味な投資でサイドFIREまで考えるには、かなりの努力とある程度の運が必要になるとは思いますが。
長い目で見て資産形成を考えているなら、地味な投資をコツコツと続けることで、目標に近づいていくことは可能です。
インデックス投資は地味で退屈
オルカンやS&P500などの「インデックス投資」は投資として地味で、さらには退屈です。
一括投資でも、積み立て投資でも、インデックス投資は基本的に買いっぱなしにするだけだからです。
インデックス投資は買うだけ買って、持ち続けるバイ＆ホールド。
毎日の値動きを追いかけて、利益を求めていくような投資ではありません。
今日明日の生活をかけた投資をするのではなく、将来のために投資をするときに考えるのがインデックス投資です。
ひたすら買って、握りしめて持ち続けるだけが基本戦略となると、地味だし退屈にもなります。
そんな地味さと退屈さがインデックス投資のメリットだと思いますけどね。
生活の多くを投資に割ける人ばかりではないでしょう。
毎日仕事や勉強を頑張っている人が多いでしょうし、家事や育児だってあります。
限られた時間の中で、毎日を必死に駆け抜けています。
投資は地味で退屈ぐらいが、忙しい生活の中では丁度いいのではないでしょうか。
ディスプレイを何枚も置いて、チャートを眺めながら、悠々とデイトレードするカッコよさに憧れがちだったりしますけどね。
インデックス投資は、地味で退屈ながらも選択しやすい投資スタイルだと思います。
一発の爆発力を求めるなら派手な投資
じっくりコツコツではなく、一発の爆発力を求めるとなると地味なインデックス投資ではなく、派手な投資を考えることになります。
インデックス投資は市場の値動きを示す指数を目指す投資です。
指数以上、市場範囲の平均以上のパフォーマンスを狙う投資ではありません。
市場よりもさらに大きな成長、市場よりもできるだけ小さな損失をインデックスファンドは目指していないのです。
市場の流れに逆らわず乗っていくのがインデックス投資ですね。
なので、インデックス投資をしている限り、自分だけが頭一つ抜けるような利益を出すのは、基本的には難しくなります。
また、市場全体としては、ゆっくりと成長していくものとされています。
時間をかけることで、ゆっくりとした成長でも大きな結果になりうるわけですが、一気に生活を変えるような利益は期待しにくいです。
一撃で爆益を狙うとするならば、インデックス投資は選択肢から外れてきます。
大きな伸びに期待ができる個別株だったり、株ではなく暗号資産に大振りすることになるでしょうか。
やってることは極端で派手、うまくいったときの見返りもかなり派手。
派手だしSNS映えもしそうな投資です。嫌いではないな。
インデックス投資こそが投資の絶対的な正解と言い切ることはできないんですよね。
投資に求めるものが違えば、選ぶ投資のカタチやルートも違ってくるのは、自然なことではあります。
王道ではない方法を真っ向からできるか、自分を信じることができるか、そんな難しさがありそうです。
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