投資でデフレマインドだと株が買えないかも【投資の機会損失はマインドも関係する】

投資考察

配当狙いで少額投資を始めたあの日。

高配当の株を買いたくて、私は「JT」を選んで買いました。

当時は目先の配当利回りを意識していて、株価が下がったタイミングを選んで少しずつ買い増しもしていましたね。

しかし、2024年現在において、同じことをするのは難しくなってきたと思っています。

「株を安く買おう」とする動きがしにくくなっていますよね。

なぜなら、インフレが進んでいるからです。

とくに市場はしっかりとインフレしている印象。

ジワジワとインフレしている物価どころの騒ぎではありません。

デフレマインドを持ったままでいると、投資が進みにくくなってしまいそうな気がします。

スポンサーリンク

株のインフレが進んでいる

2024年4月、インフレを痛感せざるをえなくなっています。

どこもかしこも値上げに次ぐ値上げ。

最近、値上げしてない物を探すほうが難しいぐらいです。

物価のインフレだけでなく、株もインフレがゴリゴリ進んでいます。

せい
せい

株価の上がり方は、物価どころの騒ぎではないぐらいのレベルです

日経平均を振り返ると凄まじいです。

2020年以降の日経平均を見てみると、2万円台をウロウロしていましたが、2024年には4万円をタッチするほど伸びています。

安くなったら買おう、含み損になったら買いまして取得単価下げようと考えていたら、いざ買うタイミングはほとんどなかったのではないでしょうか。

今、デフレマインドで株を安く買おうとするのは、難しくなっています。

安くていい物を探すのが、バブル以降の日本人には定着していますよね。

コスパのいい物を見つけるのはいいことだと思います。

ただ、デフレマインドのままで株を買おうとすると、投資が進まなくなってしまう可能性があります。

投資からはデフレマインドをどうにか外すか、工夫して継続的な投資をできるようにするか、考えるところですね。

スポンサーリンク

マインドを無視して投資できるのが積み立て投資

デフレマインドへの対抗策として「インデックスファンドの積み立て投資」があります。

積み立て投資は株価を決めて買うのではなく、いくら分を買うかを決めます。

そして定期的に決まった金額分の投資をすることで、コツコツと投資資産を積み上げる方法です。

資産形成の王道となっている「長期」「分散」「積み立て」で投資をすることで、デフレマインドが入り込みにくくなります。

せい
せい

証券口座で積み立て投資をする設定をすれば、ほぼ投資が自動化され、感情やマインドはさらに無視しやすくなりますね。

積み立て投資よりも一括投資がいいとか言われることもありますが、買うタイミングを考えることよりも、マインドに影響されず投資を続けられるのが、積み立て投資のメリットとしては大きいです。

「ドルコスト平均法」が効くのも、株を買い続けやすくしてくれます。

私の考え方ではありますが、投資は続けることが一番大切だと考えています。

資産を市場にさらし続けること、株を買い続けていくこと、とにかく続けることが長い目で見たときは強いと思っているからです。

積み立て投資をすると、株を買うタイミングがある程度、固定化されます。

よさそうな株を安く買いたいというのは、投資において当然働く心理ですし、安く買える時には買っておくべきです。

安く買えるほど、上がった時のリターンが大きくなります。

一方で、いつまで待っても安くならないこともあるんですよね。

とくに配当利回りを見て投資していると、欲しい利回りまで株価が下がってこなくて、保有株を増やせないとかザラにあります。

積み立てというルールを設定することで、デフレマインドを無視して、投資資産を上乗せしていくことができます。

スポンサーリンク

持ち株を増やしてこその恩恵

持ってる株が増えれば増えるほど、いい時に受ける市場からの恩恵は大きくなります。

経済が順調に成長し、しっかりと還元されるという前提であれば、株はできるだけたくさん持っておいたほうが強いです。

市場から受けられる恩恵は、どれだけ株を持っているかに比例します。

せい
せい

もちろん、リスクも合わせて背負うことにはなるのですけども

ただ、たくさんの株を持つ資金力があると、うまく分散を効かせてリスクヘッジもできちゃったりするんですよね。

富める者がさらに富むサイクルです。

私のような平凡民、なんなら平均以下の人間でも、資本主義ってヤツをビシビシ感じます。

では、私ができることは何かというと、コツコツと株を買い集めて、ガッチリとホールドすることだと思っています。

少しでも持っている株を増やして、市場から受けられる恩恵の期待値を少しずつ大きくしていきます。

お金の余裕以上に、立ち止まる余裕のほうがないんですよね。

「貧乏暇なし」というのもまた、資本主義が生んだフレーズでしょうね。

インデックスファンドにもっと投資したいし、配当が期待できる株をもっと増やしたいです。

投資でデフレマインドが強いと、株の数量を増やすうえで、ブレーキを踏むことになってしまいます。

経済が成長する恩恵を受けるために、投資においてだと、強すぎるデフレマインドが有利に働くことはなさそうだと考えています。

そして、考えるほど、インデックスファンドの積み立ては丸い投資選択だなあと思いますね。

暇を持て余すほど楽で、いい意味で雑に投資ができるのに、しっかり投資が続いていきます。

デフレだろうとインフレだろうと、投資をする手を止めないマインドにしたいですね。

コメント