ツァイガルニク効果【中途半端こそ効率アップのコツ!?】

ライフ(日常)

この記事は「ツァイガルニク効果とは何か」についてです。

ツァイガルニク効果は「中途半端なことは気になって頭に残る」という心理的な現象です。

人は無意識に物事の完了を望んでいるし、ゴールにたどり着きたいと思っているんですよ。

アナタも身近なところでツァイガルニク効果を体感しているんじゃないかなと思います。

また、うまくツァイガルニク効果を利用したら、仕事や勉強の効率アップにつなげられるかもしれません。

アナタの勉強法や仕事術にツァイガルニク効果を活かせないか考えてみてください。

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ツァイガルニク効果とは

ツァイガルニク効果とは「人は達成できたことよりも、達成することができなかったことや中断していることの方が強く覚えている」という心理現象のことです。

意識をしていなくても、始めた以上は最後まで終わらせたかったり、結末を知りたかったりするのは自然なことなのです。

うまくいかなかった経験を時間が経ってから、思い出して叫びたくなるは「達成できなかったこと」だからです。

でも、最後まで終わらせたい、続きを知りたいという思いはパワーになります。

未完了なことばかりとなるとストレスやプレッシャーの原因にもなりかねないのですが、上手に利用できれば、パワーとモチベーションを生み出すのに利用できます。

頭の片隅にツァイガルニク効果について知っておいて、パワーとモチベーションをコントロールしていきましょう。

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中途半端にすると「続きが気になるモード」になる

ツァイガルニク効果が「未完了のことを強く覚えている」という心理的な現象だということは、未完了にしたら「続きが気になるモード」へ心理的に突入できるということです。

最後までしっかりとやり終えたい、最後まで知りたいと思いやすいわけですからね。

「ほんとに?」って思うかもしれませんが、アナタもツァイガルニク効果を経験したことがあると思います。

  • 衝撃の結果はCMのあと
  • 続きはwebで
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「続きを知りたい!」ってついつい思うようなものばかりではないですか?

いいところで中断をさせられて、さらに続きを知りたくなるように誘導されています。

最近のビジネスでは定番ともいえる流れなので、アナタも見たり聞いたりしたことのあるフレーズだと思います。

すごいですよね、計算されて作られているところが。

私もツイッターでマンガの広告をよく見かけますが、続きが読みたくなるような構成になっています。

ツァイガルニク効果のビジネス的な応用は、日常的なところでたくさん散りばめられています。

いままでツァイガルニク効果について知らなくても、体感しているのがわかりますよね。

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ツァイガルニク効果を仕事や勉強に応用する

ツァイガルニク効果を個人で活用するなら、仕事や勉強に取り入れるのがおすすめです。

上手にツァイガルニク効果を使えれば、仕事や勉強の効率アップにもつなげられます。

どうやって仕事や勉強に応用するのかというと「やりかけの状態」ができやすいようにするのです。

ツァイガルニク効果は「やりかけの状態」「途中で終わっている状態」のことほど完了させたくなる心理現象なので、仕事や勉強をキリの悪いところで休憩を入れます。

わざと中途半端にするのはおかしくないかって?

わかります。

決めたところまでやってから、スッキリのんびりしたい。

そこで仕事や勉強の「量」を決めるのではなく「時間」を決めます。

  • 〇〇が終わるまでがんばる(量)
  • 〇〇分間がんばる(時間)

量に対してでも、時間に対してでも自分で決めた目標に違いはありませんよね?

時間内は精一杯、勉強や仕事に取り組めば、途中であっても一息つくタイミングにしやすくなります。

気持ちの部分でもスッキリできるのではないでしょうか。

ポモドーロテクニックなどで時間の管理をすると、やりかけの状態になりやすく、再スタートするやる気をキープしやすくなると思います。

さらに、ポモドーロテクニックでは制限時間をかけることで「締め切り効果」も利用しながら、集中力を高くして仕事や勉強を進められます。

私はやる気を出すのは難しいことだと思っています。

のんびりダラダラしていたいのが通常モード。

頼るなら「やる気」ではなく「仕組み」のほうがいい。

ツァイガルニク効果を利用して、無理なくやる気が湧いてくる方向に自分を向けられるといいですよね!

自分のやる気を自分で引き出せる仕組みを持つのが理想です。

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まとめ:ツァイガルニク効果を活用して勉強や仕事の効率をアップさせたい

この記事は「ツァイガルニク効果とは何か」についてでした。

  • ツァイガルニク効果は心理現象の1つ
  • 人は続きが気になるもの
  • 仕事や勉強に応用できるとやる気のコントロールがしやすい

ツァイガルニク効果は「人は達成できたことよりも、達成することができなかったことや中断していることの方が強く覚えている」という心理現象です。

途中になっていることは何か引っ掛かる感じがあったり、早く続きを知りたいと思うことありますよね?

ツァイガルニク効果は日常生活でも体感している心理現象です。

ツァイガルニク効果をうまく仕事や勉強に応用できれば、やる気をコントロールできて、集中力や効率をアップさせられるかもしれません。

仕事や勉強を気持ちだけに頼って進めるのは大変です。

少しでもやる気を上向かせるテクニックとして、ツァイガルニク効果を意識しておくと、幸せになれるかもしれませんね。

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