年々暑さが強くなる夏。
あまりに暑いので身体もキツいですし、夏バテしちゃいますよね。
株式市場、投資にも夏バテがあるって知ってますか?
「夏枯れ相場」というやつです。
みなさんもなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際のところ、夏枯れ相場がどういう意味なのか、どんな影響があるのか、理解している人は意外と少ないかもしれません。
今回は夏枯れ相場について、まとめてめます。
暑い夏の投資についてですが、身体は暑さに負けず、頭は冷静に投資していきましょう。
夏枯れ相場とは?
「夏枯れ相場」というのは、株式市場において7月〜8月にかけて売買が減り、値動きが鈍くなる傾向のことです。
要するに「活発な取引が減るからあんまり株価が動かない時期」といわれています。
株価の動きが鈍くなるとされる原因はいくつかあります。
- バケーションシーズン突入
- 材料不足
- 日本のお盆
年々暑くなってますし、夏は休むものなんですよ。たぶん。
機関投資家のバケーションシーズン
ヨーロッパやアメリカでは夏に長期休暇を取る文化が強いです。

一年通して働く日本では、うらやましくもあるやつですね。
バケーションシーズンになると、大口の投資家が市場から一時的に離れるとされています。
結果として、株の取引量が少なくなり、値動きが鈍くなるとされています。
新しい材料が少ない
決算発表など春と秋に多く、夏は投資判断となる材料が不足になりがちです。
日本の企業だと3月決算が多くて、次いで9月でしょうか。
9月の決算結果が見えてくるまでは、夏はみんな様子見モードに入りやすくなると。
個人投資家はお盆休み
日本では、8月半ばのお盆が帰省や旅行をするタイミングになりやすいです。
だいぶ分散進んでる気がしてるのですが、まだまだお盆休みの傾向は強いと思います。

分散したとて、7~9月の範囲ですけどね。
働く個人投資家もまとまったお休み期間は、株価のチェックをするぐらいで、積極的に取引せず、ゆっくりする時間に当ててるのでしょう。
夏枯れ相場は下がりやすいのか?
夏枯れ相場は調整局面、株価が下がりやすいというイメージがあります。
でも、あくまで金融市場の参加者が減って「株価が動きにくくなる」というのが夏枯れのはず。
株価が下がりやすいというのは、勝手なイメージでしかないのでしょうか?
結論から言うと「毎年ではないけどデータでは下げる傾向は見られる」というのが現実です。
たとえば、S&P500の月別パフォーマンスを確認してみましょう。
下記のサイトを参考にさせていただきまして。
7~9月に注目してみます。
- 7月:比較的好調(プラス傾向)
- 8月:ややネガティブ(下げる年も多い)
- 9月:最もリターンが悪い傾向がある
8~9月に下げる傾向が強めであるというのは、あながち間違っていなさそう。
夏枯れというフレーズから、夏が全部厳しくなるかんじがしてしまいますが「8月〜9月は注意」という傾向みたいです。

明確な根拠がはっきりとしないのに、ネガティブになりがちな時期があるというのは面白いですけどね。
あくまで傾向であって、夏に株価が上がることだってありえます。
「夏だから下がる」と決めつけて投資をするのではなく「夏は値動き(ボラリティ)が低くなる傾向がある」ぐらいの感覚でいるのが現実的かなと思います。
夏枯れ相場との向き合い方
では、夏枯れ相場にどう対応すればいいか?どう向き合えばいいか?を考えていきます。
夏枯れという一つのアノマリーでしかないので、真剣に考えすぎないで、いつもどおりの自分の投資をするのがいいのは前提として。
- 無理に動かない
- 情報を追いすぎない
- 秋に向けた準備期間
夏といえば夏休みなので、投資脳もちょっと休ませるぐらいの気持ちでいてもいいのではないでしょうか?
無理に動かない
株の取引き量が減ると、値動きは小さくなり、どうしても「退屈な相場」になりがち。
だけど、退屈さを投資で満たそうとすると、だいたいロクなことになりません。
退屈だと思ったときは「積立投資を淡々と継続する」「リスク資産を見直しておく」など、地味で堅実なスタンスが吉。
情報を追いすぎない
SNSやニュースを見すぎると「他の人はもっと動いてる気がする」みたいな気持ちになって焦りをかんじるんですよね。

自分が足踏みしているときに、資産を伸ばしているのを見ると、自分も動いたほうが資産を大きくできるような気になるんですよね。
でも、たまたまうまくいった人が目立っているだけかもしれませんよ?
思い切って「情報の摂りすぎ」を手放し、投資と距離をとって、のんびり過ごす時間を持つのもアリかもしれません。
地味なことやってるだけでも結果が出うるのが、投資のいいところだとも思いますしね。
秋に向けた準備期間
夏が終わって秋が始まると、市場がまた活気を取り戻すようになるので、秋に向けた準備をしておくいいタイミングです。
- ポートフォリオの再点検
- 資金の余力を確保する
- 攻めるなら夏枯れで買いに出る
無理しないで準備をしておくのもいいですし、余裕があるなら夏枯れをチャンスと見て、攻めの投資をするという舵取りも考えられます。
攻めるにしても守るにしても、先を見据えて投資と向き合えたらいいのではないでしょうか?
まとめ:売買減少で下げるかもしれない夏枯れ相場
夏枯れ相場についてまとめます。
- 夏は株式市場が静かになる季節的なアノマリー
- 株式の売買が少なくなることで値動きが鈍くなる
- 8~9月に下げる傾向が強いけど毎年起こるわけではない
「夏枯れ」というフレーズと過去の傾向から、下げるものだとばかり思いがちかもしれません。
でも、あまり気にしすぎないほうがいいのかもしれませんね。
焦らず、慌てず、いつも通りの投資スタンスを突き通すぐらいでいいと思います。
とくに積み立て投資をしているなら、なおのこと姿勢を崩さずで。
暑さと相場に負けず、夏を乗り切りましょう!
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