「ポリフェノール」を摂っていますか?
よく名前は聞くものの、ポリフェノールがどんな物なのか、身体に何がいいのかを考える機会はなかなかないですよね。
身体にいいと言われていますが、なんとなくいい物とだけ知っている人も多いのではないでしょうか。
ポリフェノールで注目されているのは「抗酸化作用」です。
少し理解をするだけで、ポリフェノールを摂る意識も変わってくるかもしれません。
今回はポリフェノールについて、掘り下げていきます。
ポリフェノールとは?
まず「ポリフェノール」とは「植物が光合成によって生成する抗酸化物質」のことです。
光合成で作られるというのは置いといて「植物が生成する」というところを知っておいてください。
では、ポリフェノールという抗酸化物質にはどんな働きがあるのかを確認します。
紫外線や乾燥、害虫、塩分、周囲に生息する菌などのストレスから身を守るために生成されます。
ほとんど全ての植物に含まれていて、植物の色や苦味の元になっています。
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「ポリフェノール」というのは物質の総称で、ポリフェノールに該当する物質はとても多いです。
植物が生体防御のために、ポリフェノールを作り出して対策しているようです。
ほぼ全ての植物に含まれているということは、野菜や豆類などをしっかり摂る、バランスを考えた食生活にできれば、ポリフェノールも摂れるということですね。
植物ということであれば「いも類」にも、ポリフェノールは含まれています。
いも類は野菜ではなくて糖質、炭水化物だと私は認識していて、植物ではあっても、ポリフェノールが含まれているのは意外に思ってしまいました。
野菜や果物の一部に限定された成分だと思っていたので、そもそも全ての植物に含まれていることも大きな学びでした。
身体にとって何がいいのか?:抗酸化作用
ポリフェノールは健康な身体を保つために注目され、ときに話題になります。
ポリフェノールが身体の何にいいのかと言うと「抗酸化作用」の働きです。
植物として身を守るための抗酸化物質は、人間にとっても有用だということです。
釘が酸化して茶色く錆びたり、リンゴが酸化して茶色く変色して腐るように、人間のカラダも酸化します。
カラダが酸化すると、カラダの老化や血管の老化が進んだり、シミやシワ、肌あれなどの肌トラブルが起こったり、生活習慣病やがんの引き金になったりと、さまざまなトラブルの原因になると言われています。
『抗酸化』とは、これらの元凶となる「カラダの酸化を抑える」ということ。
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酸素は人間にとって必要不可欠でありながら、酸化の原因にもなってしまいます。
体内に取り込まれた酸素が「活性酸素」になると、酸化する力が強く、老化や肌、健康のトラブルに関わります。
なので、抗酸化作用のあるポリフェノールが、体内で発生した活性酸素対策として、注目されています。
健康志向やボディメイク志向の高まりもあり、以前よりもポリフェノールを意識している人は多いのではないでしょうか。
運動と合わせて、食事に関しても身体を作る上で大切なことです。
酸化が身体に及ぼす、よくない影響をポリフェノールは抗酸化作用で抑えたり、予防できる可能性があります。
ポリフェノールは何に入っているのか
ポリフェノールは植物由来の食材から摂ることができます。
野菜や果物など何でもポリフェノールを摂ることができるということですが、ポリフェノールがより豊富な食品があります。
コーヒーやチョコレートには、ポリフェノールがたくさん含まれているイメージが個人的にあります。
ポリフェノールの代名詞ぐらいの感覚です。
コーヒーだけでなく、ポリフェノールが豊富な飲み物が多いようなので、食事以外のタイミングでも摂りやすいのはいいですよね。
好みに合わせて選べるのもグッド。
仕事しながら、勉強しながら、ゲームしながら、何かをしながらでも飲めます。
「食べる」よりも「飲む」の方が、ほかの作業の邪魔をしません。
おやつなど息抜きのタイミングのお供にもなります。
食事よりも間食などで、ポリフェノールを意識できるとよさそうです。
間接的にですが、ジャンクなおやつの回避もできますしね。
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