高配当株投資で失敗しないための考え方【長期的な戦略の土台は我慢強さ】

投資考察

NISA枠で配当投資をして、不労所得を作ってやろうという投資を考えている人は多いのではないでしょうか?

配当が非課税になって、まるっと全部もらえるNISA枠はステキです。

でも、日々株価の変動にさらされるのはNISA枠だろうがなかろうが一緒です。

配当がもらえるとしても、株価がジリジリと下げ続けるとツラいものがあります。

例えば、2024年春以降だと「NTT」がパっとしません。

投資の厳しさを叩きつけられているときに、ただかぶさん(@tadakabu)が冷静さを取り戻せそうなポストをされていました。

“NTT”、“三菱商事”を売る前にまずはこれ見て。「配当長者(100万以上)の銘柄保有期間は“3年以上”」これが高配当投資の真理よ。配当目的で買ったつもりが下がれば損切り…愚の骨頂だよね。減配したならわかるけど、NTTは13期連続増配、三菱商事は8期連続増配で累進配当も公言してる。配当金を狙うなら、むしろ買い増すくらいの強い気持ちで挑もうよ!配当長者目指そうよ!!

配当期待の投資をするなら「我慢強く」ですね。

株価の値動きに敏感になるよりも、いかに配当を受け取るのかを考えて、行動に移すのが大切になるはずです。

モチベーションを配当の上乗せだけに向けられるのが理想となるのでしょうか。

株価の値動きをガン無視するのは、タフなメンタルが必要になってしまいそうですけど。

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配当投資は我慢強く

配当を期待した投資は我慢強く、粘り強く続けていく姿勢が必要です。

多少株価が下がったとしても、がっちりとホールドし続けて、配当を受け取り続ける投資スタイルのはずだからです。

むしろ、株価が下がれば買い増ししやすくなるぐらいのマインドやメンタルであるべきでしょう。

さらに株価が下がることで、配当利回りも高くなることになるのは、買い増すメリットになります。

利回りの高さに飛びつくのは危険なことではありますけど、配当投資において利回りが重要なポイントになることは間違いないはずです。

せい
せい

高い配当利回りでコロコロし続けたいですよね。

配当投資をするなら、目先の株価に踊らされてしまうと、なかなか大きな配当を受け取ることができません。

撤退ラインは考えておくべきかもしれませんが、必要以上に日々の値動きを追いかける必要はないはずです。

なぜなら「キャピタルゲイン」よりも配当金という「インカムゲイン」を狙うのが目的だからです。

撤退ラインをある程度決めたら、がちゃがちゃ動かずに、ラインが近づくまではどっしり構えとくぐらいが配当投資はよさそう。

含み益や含み損を見るよりも、配当がどれぐらいもらえる予定なのかを見ながら、投資を続けたいですね。

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配当を受け取り続ける投資プラン

配当重視で投資をするなら、いかに配当金を受け取り続けるかを考えます。

さらには、どうやって受け取れる配当金を大きくできるかも考えることになります。

極端な話をすると、株の値動きはさほど重要ではなくて、なんなら一切値動きがなくなってくれれば、理論値を叩き出せるので都合がいいまであります。

せい
せい

株を買う以上、株価の変動から逃げることはできないんですけどね。

配当投資をするなら、見つけたい株を考えました。

配当重視で見つけたい株
  • 配当金を安定して出してくれる株
  • 増配が期待できそうな株

できるだけ計算通りに配当金を受け取ろうと思うと「配当金を安定して出してくれる株」を持ちたくなります。

基本的に受け取る予定の配当金は皮算用です。

ですが、皮算用だとしても大きく下振れをするかもしれない投資は避けたいものです。

一方で「増配が期待できそうな株」は上振れ期待です。

増配の威力は高くて、株を買った自分は何もしなくても配当が増えるし、配当利回りが高くなります。

配当狙いの投資をしていて「増配」というフレーズが嫌いな人はいないでしょう。

そして、安定した配当や増配が期待できる株をできるだけたくさん、長く持ち続けて、繰り返し配当を受け取ることが大切です。

そんなドル箱銘柄を見つけるのが何もない状態だと難しいのですが、配当株についてはエックスなどSNSで結構発信されているので、参考にするのはいいと思うんですよね。

せい
せい

丸のみしてノータイムで買うのはさすがに雑ですけど。

「配当性向」「増配実績」なども自分で確認しながら、納得した上で株を買うなら、悪くない株の絞り込み方ではないかと。

配当期待の投資は基本的にバイ&ホールド、買ったら持ちっぱなしです。

うまく株を選び出して、買ったら強気に持ち続けることが配当を大きく育ててくれます。

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市場から退場しないことが配当を大きくしてくれる

配当重視の投資をするうえで大切なのは「市場から退場しないこと」です。

株の値動きに揺さぶられずに、株を持ち続けること、さらに投資を重ねて持ち株を増やすことが、配当を大きくするのにつながっていきます。

最初は微々たる配当金から始まる人が多いと思います。

少しずつでも持ち株が増えてくると、受け取れる配当金も増えてきて、持ち株を増やしていく魅力に気付けるはずです。

さらに、もともとの入金力に加えて「配当金の再投資」をすることで、受け取れる配当金の伸びを加速させることができます。

配当金がさらなる配当金を生み出すサイクルです。

せい
せい

富が富を生むというのはこういう仕組みなんでしょうね。

株をできるだけたくさん持ち続けることで、受け取れる配当金のトータルは大きくなるので、市場に居座り続けることがとても大切です。

配当投資もインデックス投資と同じように、長期で見るのは大切なんですよね。

自分が許容できるリスクのバランスを見つけて、自分が取れると思われるリスクの中で投資をひたすら続けます。

ちょっと株価が下がったところで、オロオロしてしまうなら、リスクのバランスをがうまくとれていないのかもしれません。

いかに株を持ち続けて市場に居座れるかが配当を大きくしていくポイントになるはずなので、雑に株を手放すようなリスクの取り方は避けたいですね。

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