この記事は「配当金」と「株主優待」どっちがおすすめなのか?についてです。
配当金がもらえる株、株主優待がもらえる株、どちらも日本の個別株の魅力だと思います。
まず、私の場合ですが「株主優待」よりも「配当金」を重視して少額投資をしています。
私の考えが「キャッシュ(現金)は正義」だからです。
自由に使えるキャッシュはいくらあっても助かるものです。
もちろん魅力ある株主優待もたくさんあるんですけど、配当金が受け取れる投資は嬉しいし楽しいです。
配当金を「再投資」すれば、投資の速度を上乗せできるのもいいですよね。
私は投資に前のめり、再投資にも積極的なので、配当金派をやっています。
株主優待よりも配当金を重視
株主優待と配当金、どちらも投資の魅力ですが、どちらを重視するかは悩ましいですよね。
私は株主優待よりも配当金を意識して投資をしています。
「キャッシュ(現金)は正義」だと考えているからです。
キャッシュをわたされて困るひとなんていないと思います。
黒いお金じゃない限り。
扱いに困るプレゼントをもらうよりも、好きなものが買える現金がもらえたほうが嬉しくないですか?
失礼な話ではあるかもしれませんけども。
日々の生活をしていくためにも、キャッシュは必要不可欠です。
仕事をしているのはキャッシュを得るためですし、年金の支給はもちろんキャッシュ。
どれだけクレジットカードやスマホ決済が浸透しようとも、現金が使われるのは絶大な信用と使い勝手のよさがあるからです。
キャッシュが正義であるならば、株主優待よりも配当金を優先するのは自然ですよね。
私はネオモバで配当重視の少額投資をしていました(ネオモバはSBI証券と統合されるので現在は利用していません)
配当利回りを重視した投資ができるのは、少額で投資ができる環境が整っているからです。
インデックスファンドの積み立てをしながらでも、配当の期待できる株を別に持っていれば、ちょっとずつ配当がもらえるて楽しいです。
自由に使えるキャッシュ(現金)は強い
キャッシュ(現金)のチカラは強いです。
強いと思っているからこそ、私は優待株よりも高配当株を選んで投資しています。
何よりキャッシュは自由自在に、すぐに使える強さがあります。
資産のカタチは現金だけではありません。
- 株
- 不動産
- 金(ゴールド)
- 債券
- 暗号資産(仮想通貨)
芸術品なんかも資産になるんでしょうけど、いいだしたらキリがないし、私の手が届きそうなあたりを並べました。
メルカリなどフリマアプリの登場で、なんでも売りに出せる時代ですから「どんなものでも資産」とさえ言えるかもしれませんね。
ですが、現金ではない以上、売って現金化しないと自由には使えません。
ものによってはすぐ売れるとも限りません。
キャッシュが直接得られるってありがたいものなんです。
キャッシュがある程度定期的にもらえるのが、配当金の魅力です。
なので、私はキャッシュでもらえる配当金を意識して少額投資をしています。
私は「もらった配当金は再投資」を基本としていますが、特別な支出が続いたときには貯蓄に回すことも想定しています。
配当金を再投資して、さらにもらえる配当金を大きくするのが理想です。
投資で得られる配当金だけでなく、仕事などの「収入アップ」や節約などの「支出ダウン」もキャッシュの確保につながります。
自由自在につかえるキャッシュのチカラはいつだって強力で、安心感があります。
どれだけ投資に前のめりでも、キャッシュを確保しておくのが生活していくためには大切です。
優待は商品やサービスが限定的
株主優待はもちろん魅力的なのですが、どうしたって商品やサービスが限定されています。
優待でもらえるのは「カネ」ではなく「モノ」や「コト」です。
優待は自社関連の商品やサービスの提供が目立ちますが、クオカードやギフトカードなど金券がもらえる企業もあります。

もらえるならば、ありがたくいただきます!(とうぜん)
ですが、たとえ金券であっても現金ではありません。
使えるシチュエーションの幅と信用は、どうしたって現金には敵いません。
だったら、キャッシュでもらえる配当金を優先して、投資を考えておけば困ることはないというのが私の結論です。
「あの優待ほしかったな」って思うものがあったら、配当金からお金を払って買えばいいかって思うのです。
もしお金を払うか迷ったら、ほんとにほしいものではなかったのかもしれません。
買うかどうか考えるワンクッションがあると、欲から少し離れて冷静に考えられます。
配当利回りと優待利回りを合算した「総合利回り」を考えた投資もありますね。
配当利回りだけだと平凡でも、優待利回りを加味することで、とても高い利回りの株になります。
もらって嬉しい優待株の総合利回りが高いと魅力は高まります!
それでも私は「配当金>優待」です。
総合利回りの高さよりも、いまの配当利回りやこれからの配当金の安定性を期待して投資をしています。
株主優待は、自分にとって大きな価値ある商品やサービスだったときにこそ輝きます。
「推し企業や業界を応援する投資」だったら、株主優待重視の投資がかなり魅力的になるのではないでしょうか?
私は配当を重視して投資するつもりの株が、ステキな株主優待も配ってくれたら飛んで喜びます。
私は配当の優先度・比重が高めになっています。
人によってはもう少し優待寄りだったり、もっとバランスがいいんだと思います。
新NISAで配当金が再評価される
2024年から始まる「新NISA」で配当金の評価は変わるかもしれません。
NISA枠が恒久化することで、配当金を有利にもらい続けることができます。
制度としてNISAが続く間は、永久的に配当金を課税なしでもらえるのは、かなり魅力的だと思います。
成長投資枠の1200万円を配当重視の投資で使ったら、日常を潤わせるぐらいの配当を期待できるはず。
「資産の最大化」という面では、ほかにも考えるべきことはありますが、NISAで配当重視の投資が一つの選択肢になる可能性は高いですよね。
まとめ:私の価値観は優待よりも配当金
この記事は「配当金」と「株主優待」どっちがおすすめなのか?を考えた記事でした。
- 私は「配当金>株主優待」
- キャッシュ(現金)の自由度の高さはつよい
- 現金ではない株主優待は使いみちが限定される
配当金も株主優待も、配られて嬉しいものに違いはありません。配当金や株主優待を期待して投資をしたくもなります。
私はというと「配当金」を重視してネオモバで投資をしています。
「何にでも使える自由さ」がほしいのなら、株主優待よりも配当金のことを考えるのがおすすめです。
配当金として得られたキャッシュは、生活費にすることも再投資することもできます。
とくに再投資を考えているなら配当金を選ばざるをえません。
もらった株主優待で株は買えませんからね。
とはいえ、株主優待を重視した投資が楽しそうだとも思うんですよ。
「モノ」がもらえるとカタチがしっかりと目に見えて、家族も一緒に笑顔になれますよね!
株主優待も生活がゆたかになる、ありがたいものです。
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