気になる糖質を納豆で対策【白米のGIを下げる】

ライフ(日常)

この記事は「納豆ごはんと血糖」についてです。

日本の主食といえば「白いごはん」

おいしい白米ですが、血糖や体重を気にすると、食べるのをためらうことがありませんか?

「糖質ゼロ」を売りにした製品がたくさん登場したのは、糖質を気にする人が増えたからだと思います。

ところで、糖質を完全に拒むのではなく、食べ合わせを工夫するという方法もあります。

白いごはんとの食べ合わせで、おすすめなのが「納豆」です。

ド定番の組み合わせきた。

日本でおなじみの組み合わせが、実は糖質対策になる可能性を持っています。

納豆のパワーと可能性がすさまじい。

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納豆に含まれるポリグルタミン酸(PGA)

納豆には「ポリグルタミン酸」という成分が含まれています。

納豆の特徴といえばあのネバネバ。

納豆のネバネバは、ポリグルタミン酸によるものです。

大豆が原料の納豆は、たんぱく質など栄養がしっかり摂れる食材です。

さらに納豆は、血糖値にもいい影響をする可能性があるとか。

血糖値に影響する可能性があるのが、まさにネバネバ成分の「ポリグルタミン酸」です。

ポリグルタミン酸が血糖の上昇を抑える成分として期待されています。

ポリグルタミン酸をたくさん含む納豆を「機能性表示食品」にしようとするところまで視野に入っているとなると、納豆のポテンシャルの高さを感じますね。

よく「納豆は身体にいい」と言われるだけあって、栄養価の面以外でも期待されていますし、評価もされています。

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納豆と白米を一緒にするとGI値が下がる

血糖に関する指数に「GI値」というものがあります。

GI値は「食後の血糖の上がり方」を表しています。

  • GI値が高い:血糖値が急激に上昇する
  • GI値が低い:血糖値がゆるやかに上昇する

食事で血糖値が上がるのは、身体の正常な反応です。

血糖値の上昇はゆるやかなほうが、身体には優しいとされています(ざっくり)

日本人の主食といえば白いごはん。

白米は炭水化物、糖質ですので血糖値を上げる食材です。

糖質はネーミング通り、血糖を上げやすいのでGI値も高め。

でもさ、、、

白いごはんを食べたいじゃん!

食べ過ぎはよくないとしても、ストイックな糖質制限はちょっとつらい。

そんなアナタに「納豆ごはん」のご提案です。

軽く一膳の白米ごはん(130g)を食べたときの血糖値上昇を100とすると、納豆と一緒に食べることで68まで下がる

納豆にたっぷり含まれる、世界が注目の2大健康成分とは | 株式会社フレスタ

血糖の上昇を抑えるのが期待できる「ポリグルタミン酸」が納豆に含まれているのに加えて、納豆には食物繊維も含まれています。

「食事はまず野菜から食べましょう」と言われているのは、野菜には食物繊維がたっぷり含まれているからです。

食物繊維を炭水化物よりも先に口にすると、血糖の上昇がゆるやかになるとか、満腹感を得やすいとか言われています。

ポリグルタミン酸に食物繊維と血糖の上昇をゆるやかにする可能性が、納豆に詰まっていますねえ。

でも、参考にさせていただいたデータを見ると「白米を何かと合わせさえすれば、GI値は下がるんじゃない?」と私は思っていますが。

ちょっとひねくれた目で見がちな私。

でもでも、納豆ごはんがほかの食材の食べ合わせと比較して、優秀な数字を出しているところがすばらしいですよね。

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白米の糖質が気になるなら納豆ごはんはアリ

「白いごはんは食べたいけど炭水化物だからなあ」と糖質を気にしているなら、積極的に納豆ごはんを食べるのはアリです。

「調理なんてない」と言っていいほど、納豆ごはんは簡単にできますからね。

  1. ごはんをお茶碗に盛る
  2. 納豆かきまぜる
  3. ごはんに納豆かけて完成

たったこれだけ。

白米に納豆をかけるだけで血糖やGI値を気にかけられる、驚きの手軽さ。

玄米に白米から変えたらGI値はだいぶ低くなるようですが、一人暮らしならスパっと切り替えられても、家族がいるとハードルは高くなります。

好みの問題がありますしね。

自分の都合だけで主食を変えるのは、ちょっと気がひけるところがあります。

何より白いごはんを食べたいじゃないですか!?

白米よりも玄米のほうが身体にいいですよって言われても、私が食べたいのは白く輝くごはん。

我が家では高級品種ではない白米を安い炊飯器で炊いてますけども。

それでも白米はおいしい。

白米大好き。

納豆が糖質対策の可能性となるなら、白いごはんを納豆でおいしく食べるのはいいと思うんですよね。

ごはんをおいしく食べるのは幸せなんだから。

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まとめ:納豆ごはんは血糖に優しそう

この記事は「納豆ごはんと血糖」についてでした。

  • 納豆の「ポリグルタミン酸」が血糖を抑える可能性がある
  • 白米のGI値を納豆が下げてくれる
  • 納豆ごはんはおいしくて簡単

納豆はたんぱく質など、しっかり栄養が摂れる食材なだけではなく、血糖にもいい影響をする可能性があります。

納豆ごはんなんて、なにも苦労なく用意できちゃうので、納豆好きなら毎日食べてもいいぐらいです。

正直、納豆が血糖に関係するかもしれないというのは意外でした。

糖質が気になる場合でも、食べやすい食材として考えられるのは嬉しいですね。

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