この記事は、私が歯周病予防のために歯科クリニックに定期的に通い始めた経験の紹介です。
以前「【メンテナンスを決意】むし歯疑惑!久しぶりすぎる歯科受診」という記事を書きました。
簡単にお話すると、私が歯科クリニックに通い始めたのは、むし歯かもしれないという、ネガティブなきっかけです。
トラブルに見舞われてからではなく、積極的に歯周病の予防には取り組んでおくのがほんとうなら大事。
私のパターンはほめられたものではありません。
何か異常が起きてからだと、治療には時間がかかりますし、歯を失えば戻ってきません。残念ながら。
予防的に歯科クリニックにかかると、費用はかかります。
お金は使いたくないと思うかもしれませんが、自分で解決できなければプロに頼るべきですし、オーラルケアにお金を使う価値があると私は思います。
もちろん、毎日自分でしっかり歯みがきして、フロスやるのも重要です。
トラブルがなくても定期的な歯のクリーニングのためクリニックに通う
自分の口や歯に気になることが特別なくても、歯科クリニックでクリーニングをしてもらうのを、私はおすすめします。
理由は「自分でできる」オーラルケアには限界があるからです。
歯に痛みがあったりすれば、どんなに忙しくても、病院嫌いでも、しかたなく歯科クリニックに通う時間を作るはず。
でも、自覚する症状やトラブルが起きてないと、わざわざクリーニングに行こうとはなりにくいですよね。
私も長年、歯科クリニックに行っていませんでした。
私が歯のクリーニング、お口のメンテナンスに前向きに取り組もうと思ったのも、むし歯疑惑の浮上がきっかけです。
幸い、むし歯は疑惑に終わりましたが、ドクターからは歯石の除去のために再度受診したほうがいいと助言されました。
「そりゃそうだ」っていうのが私の感想。
毎日歯磨きはしていても、磨きにくいところがあると自覚してまして、驚きはしませんでした。
むしろ、いままで自分の歯磨きだけで、よくむし歯が疑惑で済んだなと思ってます。
歯石として長く蓄積したものが自分の口にあると思うと怖いですけどね。
人並みにしっかり歯磨きはしていたつもりなんですよ。
毎日歯磨きをしていても、ドクターから歯石の指摘をされてしまいました。
残念ながらオーラルケアを気にかけていても、自分でできることに限界があるんですよね。
ドクターから直接お話を聞けたことで、限界をはっきり教えられました。
とくに私は歯並びがよくはないので、自分ではみがきにくいところがあります。
口や歯に異常を感じないって、とても恵まれていることです。
そんな恵まれた人こそ、お口の状態や環境を今後も整えておくべきです。
何ともないからこそ、早めに予防を考えて、歯科クリニックを利用してメンテナンスしておくのを私はおすすめします。
積極的に歯周病を予防する
お口のメンテナンスをする目的は「歯周病」の予防です。
歯周病とは、歯と歯ぐきの間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こる病気です。
炎症が歯ぐきに限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれます。
はじめはほぼ自覚症状がないまま進行し、歯周炎になると歯が抜け落ちたりするばかりでなく、全身に影響が及ぶことがあります。
引用:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/13_sishubyo/
第一三共ヘルスケアのウェブページでわかりやすく歯周病の説明がされていました。
こうして歯周病に関して書かれると恐ろしさしかありませんね。
いま自覚する症状が何もなければ、気にもならないかもしれません。
でも、歯が抜けちゃうかもしれないと言われると危機感が一気に増します。
歯は生涯ずーっとお世話になる欠かせない身体の一部です。
歯は一度なくしてしまえば取り返せない財産なんですよ。
治療とお金を引き換えに歯の代替は用意できても。
失ってしまったらもとには戻せないとなると、積極的に歯周病を予防する価値があると思いませんか?
定期的に歯科クリニックに行くとなると、定期的に出費が発生します。
お金がかかるので積極的になりにくいのもわかります。
受診には時間も取られちゃうし。キャッシュは大事だし。
いま、歯が抜けそうな予感がなければ大丈夫なんじゃないかと思うかもしれません。
実際、私も歯科クリニックはしばらくご無沙汰状態でした。
でも私は、オーラルケアが大事だという知識は以前から持ってたんですよ。
知識がありながらも、むし歯疑惑が浮上するまで動かなかったわけです。恥ずかしい話。
前向きに考えると、むし歯疑惑が浮上したのは定期的なメンテナンスをするためのいいきっかけ。
将来の自分の歯を守れるように、時間といくらかのお金は今後使っていくつもりです。
私は資産を育てるのに前向きです。
資産を育てる「攻めの投資」を考えがちだったのですが、自分の財産を失わない「守りの投資」も大事にしないといけませんね。
今回は守るべき財産が自分の歯、口内環境だと思っています。
オーラルケアにも前のめりにいきます!
自宅で歯周病対策のため「バス法」で歯みがき
定期的に歯科クリニックに行くようになっても、ひごろのケアをおろそかにしてしまうと、メンテナンス効果が半減しちゃいます。
自分の手におえない部分は歯医者さんにおまかせするべきですが、手の届く範囲は自分でしっかりケアしたいですね。
自分でできるオーラルケアはもちろん歯みがきです。
やっぱりね。結局ね。歯みがきって大事な習慣なんですよ。
歯垢や歯石が歯周病の原因になります。
ひごろの歯みがきで歯垢を取り除いて、歯石ができにくいようにケアします。
みがき残しやすいのが歯と歯茎の境目。
そこでご紹介するのが「バス法」という歯のみがき方です。
- 歯と歯茎の境に45度の角度で歯ブラシを当てる
- 前後に小刻みにブラッシングする
- みがくときに力を入れすぎない
とくに歯みがきをするときに、歯茎から出血する人におすすめです。
私は歯茎の出血しやすいところを歯科クリニックで指摘されて、歯のみがき方を教えてもらいました。
なんとなくやっていたみがき方のような気もするのですが、最近は以前よりも意識的にバス法で歯みがきができていると思います。
ポイントは力を入れすぎないことですね。
歯ブラシの毛先が広がらないぐらいの強さで歯と歯茎の境目をみがけばいいそうです。
「バス法」について紹介されているクリニックのホームページを見つけたので紹介します。
バス法以外のみがき方や、歯ブラシの選び方についても紹介されているので、参考にしてみてください。
まとめ:歯周病予防には歯みがきと歯科クリニック受診どちらも大事
この記事は、私が歯周病予防のために歯科クリニック受診している経験の紹介でした。
- 歯科クリニックで定期的にクリーニングをしてもらう
- メンテナンスの目的は歯周病の予防
- ひごろの歯磨きで自己ケアを大事に
トラブルが何も起きていないほど、自分の口の中は気にならず、歯科クリニックに受診しようとはならないと思います。
私もむし歯疑惑がなければ、いまも歯科クリニックに通わず、歯みがきとフロスだけ続けていたかもしれません。
でも、自分の歯はかけがえのない財産です。
時間と少しのお金が許すなら、歯科クリニックでケアしてもらうことで、将来の自分の歯を守れます。
1つの「自己投資」として、オーラルケアと向き合いませんか?
予防なので効果を実感しにくいかもしれませんけど、コスパは悪くないと思いますよ。
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