日興アセットマネジメントから衝撃のインデックスファンドが登場しました。
「Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」です。
コストの低さに注目が集まっています。
私はオルカンを買っていますが、かなりオルカンを意識したインデックスファンドになっていて気になるところ。
注目とともに、Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)には、期待や懸念がすでに入り混じっております。
オルカンを超えるなんてことが、もしかしたらあるのかな?
信託報酬が超低コストのTracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)
Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は、信託報酬が超低コストで登場しました。
すでに人気のあるインデックスファンドのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、いわゆるオルカンと合わせて、信託報酬を確認してみます。
- Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式):0.05775%
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー):0.1133%
Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は、信託報酬がほぼ半分のコストに設定されています。
インデックスファンドに投資をするなら、コストは意識するところですよね。
信託報酬以外の部分にもコストはあるでしょうから、コストのトータルでいえば、さすがに半分ということはないかなと思っていますが。
それにしても、Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は破格といっていいほどの信託報酬に設定されています。
NISAの強い選択肢になりうる
NISAでは低コストのインデックスファンドを積み立てていくのが定番になっています。
そして、Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は、これからのNISAで投資の選択肢となる可能性があります。
投資は必ずプラスになるとは限りません。
もし未来のことがわかるのであれば、プラスになる投資選択をすればいいだけです。
未来予知ができたら億万長者よ
これから先のことは読めないですが、コストについては投資する前にわかります。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)もすでにコスト面で評価されていて、人気のインデックスファンドです。
低コストで人気のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)よりも、さらに信託報酬が低く設定されたインデックスファンド、Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)が登場しました。
信託報酬以外を含めて、実際どれだけのコストになるかは気になりながらも、意識しないわけにはいきませんよね。
2024年からの新NISAを見据えたインデックスファンドのように見えます。
新NISAの枠をインデックスファンドで埋めつくすプランを持っている人は多いと思います。
信託報酬が超低コストというインパクトがあるので、期待通りになっていくのか注目です。
運用を長期的に続けられるのか心配になる
Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)の信託報酬のコストだけにフォーカスしていますが、超低コストなのは事実です。
しかし、商品を販売するのですから利益をあげないことには立ち行かなくなってしまいます。
信託報酬だけでなく、ほかのコストも含めた実質のコストについても懸念はありますが「超長期」で運用を続けられるのかについても、心配する声がツイッターなどでチラホラ見られます。
インデックスファンドへの投資は、短い期間で資産を大きくしようとするのではなく、長い目で見て資産を育てるプランを持って行います。
あまりに信託報酬というコストを抑えた結果、投資商品として採算が合わなくなってしまった場合、継続的な投資ができなくなってしまいます。
なので、Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は長くお付き合いができるインデックスファンドなのかどうか、気になるところです。
途中で「やっぱり無理でした」と言われてしまうと、資産を大きくしようとするプランがゆがみ、修正をすることになりますし。
コストも大切ですが運用を続けられるかも考えておきたいですよね。
まとめ:Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は様子を見つつ期待しておく
この記事は新登場のTracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)についてでした。
- Tracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は信託報酬が超低コスト
- NISAの投資候補になるかもしれない
- ほんとに低コストなのか、長期投資できるのかは様子を見たほうがよさそう
あまりに信託報酬が安くて、話題になるのも納得のTracersオール・カントリー・インデックス(全世界株式)。
低コストで投資ができるのに越したことはありませんが、すぐにでもほかのインデックスファンドから乗り換えるべきかというと、しばらく様子を見てからでもいいんじゃないかと私は思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)への対抗意識を感じるぶん、期待もありますよね。
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