オルカンやS&P500などのインデックス投資、日本やアメリカの個別株、投資にはたくさんの選択肢が用意されています。
投資の考え方や好みで選べる幅、自由度の高さがあるのはいいことです。
確実な結果など存在しない以上、絶対的な投資の正解もないと思っています。
ただ、私は正解はないとしても避けるべきだと考えていることがあります。
そして、ちゅり男先生(@churio777)がポスト、ブログ公開をされていたので紹介します。
株式市場からの退場こそ最大のリスクです。
為替ヘッジなしレバナスが話題になっていますが、レバレッジ商品は長期保有には向きません。
オルカンやS&P500など現物の保有比率を高める方が賢明です。
「市場からの退場こそ最大のリスク」というところ、ちゅり男先生と全く同意見です!
市場に居座り続けることが、投資で何より優先するところではないかと私は考えています。
どんな投資方針、投資スタイルであろうとも。
投資にはリスクが当然ついてくるのですが「投資と完全に離れる」というのにもリスクがあるんですよね。
「市場からの退場」というリスク
「市場からの退場」は、投資において大きなリスクであり、是が非でも避けたいことです。
投資は「市場からの恩恵」を期待してするものです。
資産が減るかもしれないリスクを抱えることになるものの、利益というリターンが恩恵として期待できるのが投資です。
もし、市場から退場してしまうと市場の恩恵を一切受けることができなくなってしまいます。
以下、ちゅり男さんのブログ「Dr.ちゅり男のインデックス投資」からの引用です。
株式市場から退場してしまうと、その後どれだけ株価が伸びても株高の恩恵が一切受けられなくなります。
このように、退場リスクこそ最大のリスクであることを踏まえると、退場リスクの高いレバレッジ型商品は一般の人が最も手を出してはいけない商品だと分かります。
株式市場からの退場こそ最大のリスク!レバナスなどレバレッジ型商品は厳禁で、オルカンやS&P500などインデックス投信の比率を高めた方がよい理由。 – Dr.ちゅり男のインデックス投資
まず、ちゅり男さんと同じような考え方を自分ができていたところが自信になりました。
なんなら私はここだけは譲れないと思いながら投資を続けています。
投資の考え方として間違ってないぞ!ってなりますよね
投資をするというのは、リスクこそありますが、市場は資産を作るうえで欠かせない環境です。
市場から退場してしまえば、身体を使って働くのではなく、お金をコロコロして働いてもらう場を失うことになります。
とにかく市場に居座り続けることだけを考えてもいいぐらいだと思っています。
資産運用の王道の一つとして「長期投資」があります。
もう見飽きた聞き飽きたぐらいかもしれないですね。
長期的に投資をするなら、市場にしがみついてないといけません。
ただ、私は短期で利益を狙う投資を否定するつもりはありません。
短い期間で大きな利益をマークして、自主退場するという選択肢もなくはないでしょう。
一つの投資スタイルです。
どんな投資をするのかは自由ですし、正解はないと思っています。
自由に選択ができる中で、長期投資を選んで資産形成を狙うのであれば、市場から退場しないことはとても重要なポイントになります。
自分のペースで投資を続ける
市場から退場してしまう原因の一つは、投資リスクが大きくなりすぎてしまうことです。
エックスなどのSNSやブログを見ていると、とんでもない資産を持っていて、とんでもない金額を資産運用していて、爆益出しているみたいなのをたくさん見かけます。
株クラの民は常軌を逸しているんだよなあ。
そんな常識外れの世界がキラキラして見えるんですよね。
口に出すか、態度に出すかは置いといて、みんなお金は好きですから。
市場からの退場を避けるためにも「ほかの人と自分を比べ過ぎない」ほうがいいです。
エックスなどで大きな資産運用をしている人には目がいってしまうのはしかたないですし、どうしても自分と比べてしまう気持ちはわかります。
そして、同じように利益を出したいと思うものです。
一方であまりに大きな資産、大きな利益を夢見て、リターンを狙うと過剰なリスクを取ってしまう可能性があります。
例えば、リスクが直撃したときに、生活が立ち行かなくなるかもしれないような投資は、さすがに間違いです。
退場どころの騒ぎではありません。
生活を維持するのが何より優先で、余裕資金から投資は行うものです。
余裕資金での投資を徹底するという点で「積み立て投資」というのは、悪くないルール設定だと思いますね。
毎月の収入と支出から考えて、ある程度前もって投資する金額を設定して始めることになるので、退場するリスクを抑えながら投資を続けやすいです。
大きく投資をすればリターンの期待が大きくなりますが、同時にリスクも大きく抱えることになることを忘れてはいけません。
投資をすれば必ず資産が増えるわけではないのです。
誰かと比べて、今の自分にとって無理な投資をするとギャンブル色が強くなってしまいます。
自分のペースで投資を続けましょう。
ペースは市場に生き残り続けられるペースです。
ゆっくりコツコツ投資でもいいから、とにかく投資を続けていきましょう。
攻めばかりでなく守ることも考えて投資する
資産を増やすことを期待して投資をするわけですが、資産を大きく減らさないように守ることを考えることもオススメします。
投資資産をうまく守ることができれば、市場に居座り続けやすくなります。
稼ごうと考えて投資をしているわけなので、どうしても攻めっ気が強くなりがちです。
大きな利益を狙いたくなりますが、同時にリスクを背負うことになるので、市場からの退場と表裏一体です。
リスクが大きい投資をすれば、リターンがあったときも大きくできるわけではありますが。
攻め倒すよりも、資産を守りながらも投資を続けていくほうが、精神衛生上いいのではないかと。
初心者の方が絶対に避けなければならないのは、相場が好調だからといって調子にのって超ハイリスク銘柄に手を出し、その後の株価急落で退場に追い込まれることです。
株式投資はリターン中心に考えるのではなく、自分が許容できるリスクの上限はどこまでかをよく考える必要があります。
株式市場からの退場こそ最大のリスク!レバナスなどレバレッジ型商品は厳禁で、オルカンやS&P500などインデックス投信の比率を高めた方がよい理由。 – Dr.ちゅり男のインデックス投資
ちゅり男さんのブログに書かれている通り、自分の身の丈に合ったリスクがあると思います。
どれぐらいの金額を投資するのか、何に投資をするのか、どれぐらいの範囲に分散した投資をするのか。
投資をするというのは、どれぐらいリスクを取るかの選択でもあります。
うまく出来上がっていると思うのは、やはりインデックス投資ですね。
低コストのファンドが多くなっていますし、分散幅を自分で選べるぐらい選択肢も広くなっていると思います。
手軽にリスクの分散ができるのは、ほんとえらい。
自分で全世界の株、S&P500の株に分散して投資するとか現実的ではありません。
必要だと思えば株だけでなく債権が入ったファンドを選ぶこともできます。
ディフェンシブな投資になると、リターンもマイルドになってしまうところはあります。
しかも、守ることを考えながら投資をしたとしても、損をするときは損をします。
それでも、増やすことばかりを考えた攻めの投資だけではなく、資産を大きく失いにくい守りの投資も意識はしておいた方がいいです。
お金という数字の面だけでなく、精神的に市場から退場させられる可能性もありますからね。
投資は資産を作る上で必要だと考えるのであれば、メンタルで追いやられることも避けたいです。
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