ポモドーロテクニックといえば25分。
ちょっと短い時間のように思える25分を集中して使うところが、ポモドーロテクニックのポイントです。
でも、絶対不変のルールというほどではありません。
私は「15分」でポモドーロテクニックを回すことが増えました。
仕事をポモドーロテクニックで進めているものの、手を止めざるをえないことがあったりするんですよね。
自分中心で進められればいいのでしょうけど、そんな立場や力量を持っているわけでもなく。
25分でうまくいかないと感じることがあれば、思い切って集中する時間を変えてみるのもアリですよという話。
15分で回すポモドーロテクニックも悪くない
まずは「ポモドーロテクニック」の基本的なところを確認していきましょう。
ポモドーロテクニックは「25分集中する」のが基本です。
さほど長くない時間どころか、ちょっと短いと感じるぐらいの時間設定ですよね。
今回はさらに短い「15分で回すポモドーロテクニック」をオススメしていきます。
結論から言うと、15分でポモドーロテクニック回すの結構いいですよ。
私の仕事都合ではあるのですが、割り込んでくる仕事や急がないといけない仕事が入ってくることがあります。
急いで対応しないといけないチャットにメール、通話の通知が来ます。
25分一点集中で仕事を進めたいものの、中断せざるをえないようなことが、そこそこ起こっていました。
自分が抱えているタスクに対して、メリハリをつけた向き合い方がしにくくなりがちだったんですよね。
そこで思い切って、集中する時間を15分とだいぶ短めにしてポモドーロテクニックを回してみることにしました。
アレンジ版のポモドーロテクニックは「15分集中して3分休憩」です。
集中する時間と間の時間の比率は同じです。
15分だけは自分の目の前の仕事だけに向き合います。
休憩のタイミングで急ぎの仕事が入っているか状況を確認して、もし急いだほうがいい仕事があれば次のセットで優先的に対応しています。
3分あれば状況の確認だけなら十分です。
最長でも15分のブランクであれば、緊急の仕事が入ってきても、まあ大丈夫というレベルです。
状況次第では息をつく間もない場合もあるのですが、急がなければならない仕事が落ち着いたときには、ちょっと長めの休憩を取ってメリハリをつけています。
15分集中、3分休憩でポモドーロテクニックを回してみると、柔軟な対応がしやすくなって、個人的には結構いいかんじです。
基本通りの25分集中、5分休憩でうまくいかなかったり、しっくりこなかったら、試しに時間を変えてみてください。
気分転換にもなるかもしれないですね。
自分でコントロールできるところを変える
ポモドーロテクニックはシンプルながら、勉強や仕事の時間を確保することができるルールです。
自分のことにだけ集中できれば、いいリズムでゴリゴリ進んでいくこともできます。
ただ何もかも思い通りに進めることができるとは限りません。
自分でどうにかできるところ、動かすことができるところ以外はどうしようもないです。
変えるなら「自分でコントロールできるところ」を変えるしかありません。
私の場合、割り込んでくる仕事はどうしたってあります。
相手のいること仕事ですし、チームで動いているので、自分都合だけで進めることはできないですし、自分の好きなようにコントロールすることは難しいです。
コントロールするなら、自分一人で完結する部分になります。
私は割り込んでくる仕事があるのはしかたのない物として受け入れました。
チームで仕事を進めている以上、多少はお互いに助け合いってやつは必要です。
私のことをフォローするために時間を使ってくれている方もいるはずですし。
でも、自分の仕事があまりに進まないのも困ります。
なので、私はうまくバランスを取るために、ポモドーロテクニックの時間を短くして回してみることにしました。
細かい時間の使い方は、自分でコントロールすることができそうだったからです。
時間の使い方に限らず、自分で変えられるところを変えてみるのは考えてみるといいですよ。
短くした分だけ積み重ねる
ポモドーロテクニックは基本的に「25分集中する」なのですが、私は「15分集中する」で回すことが多くなりました。
回しやすくなったとしても、通常より短い時間しか確保していないことになります。
25分から15分へ、1セットあたりに集中する時間を短くした以上、セット数の積み重ねでカバーします。
ざっくり言えば、15分にすることで通常よりも集中する時間は半分ぐらいになります。
もちろん正確な数字で半分なわけがないのですが、私の体感では半分ぐらいの時間です。
小さな積み重ねで伸ばしていこうとするのは、投資に近いものがありますね。
一回ずつの数字は小さくても、コツコツ繰り返し続けることで、結果的に数字は大きくなっていきます。
一気に進んで大きく飛躍できる人、効率よく仕事や勉強が進められる人にとっては、コツコツやる理由がわからないかもしれません。
私のように努力してやっと人並みに近づけるタイプだと、とにかく積み重ねていくしかないです。
ポモドーロテクニックなら、何回も回してタスクを一つずつ精一杯処理していきます。
不器用なりに量でどうにかしていくかんじですね。
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