仕事や勉強で効率をアップさせたい、集中力を高めたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが「ポモドーロテクニック」です。
25分の集中を繰り返すポモドーロテクニックを活用して、実際に仕事や勉強に取り組んでいる人もいるでしょう。
ポモドーロテクニックで頑張っている人ほど、ふと気になるのが「一日何回ポモドーロテクニックを繰り返すか」ですよね?
まず、私は量をこなすに越したことはないと思っています。
回せるだけ回したほうが、回し得ぐらいの考え方してます
でも、具体的な数字があった方がゴールが見えてくるってものです。
理想は「一日16セット」です。
あくまで「理想を語るならば」という前提の数字です。
しかし、ほんとにポモドーロテクニックをしっかりと16セット消化できたら、かなり優秀だと思います。
ポモドーロテクニックは、誰でも簡単に始めることができます。
自分の状況に合わせて、ポモドーロテクニックで一緒に頑張ってみませんか?
理想と現実は違うものであることも受け入れながら、ポモドーロテクニックを1日何回やればいいのか考えていきます。
ポモドーロテクニックの基本とメリット
まずは「ポモドーロテクニック」がどんなものなのかを確認します。
ポモドーロテクニックは、基本的に「25分集中して5分の休憩を1セット」として、繰り返す時間管理術です。
1回に集中する時間は長くありません。
繰り返すことで、合計の集中する時間を伸ばしていきます。
ポモドーロテクニックには、以下のメリットがあります。
集中力を長い時間、高い状態にし続けるのは、意外と難しいことです。
ポモドーロテクニックは「時間の質」をできるだけよくするための方法となっています。
ポモドーロテクニックそのものは、シンプルなデザインになっています。
特別なツールを必要とする時間管理術ではありません。
誰でもすぐに始めてみることができるので、ぜひ試してみてください。
一日何回のポモドーロテクニックを目指すべきか
「ポモドーロテクニック」の1セットで集中する時間は、25分と短めです。
なので、セット数を重ねる前提で仕事や勉強に取り組みます。
ここで考えるのが「一日何回ポモドーロテクニックを回すべきか?」です。
まず、ポモドーロテクニックの理想回数を16セットとします。
例えば、仕事なら8時間勤務で、勤務時間のフル活用をすると16セット消化できます。
理想だけで言うと、持ちうる稼働時間をポモドーロテクニックでブン回すことです。
16セットを理想としましたが、仕事や勉強に集中できるタイミングは必ずしも8時間ではありません。
集中して頑張れたほうがいい時間は、全部集中できる時間にする使い方が理想です。
いきなり16セットを消化できる人のほうが少数だと思います。
勤務時間中だとはいえ、8時間全てをポモドーロテクニックでいきなり回せる人は、なかなかいません。
理想通りとはいかなくても、しっかりとポモドーロテクニックに取り組み、集中する時間を積み重ねられたら、結果的に素晴らしいパフォーマンスになるはずです。
ポモドーロテクニックの理想と現実
やるべき時間にやるべきことを、ポモドーロテクニックのフル活用で進められるのが理想ではあります。
しかし、理想と現実が違うのは世の常ですね。
取り組むタスクの質や量、タスクの緊急度によって、思い通りにとはいかないことが多々あります。
とくに会社員として仕事をしていると、割り込んで入ってくるタスクは多いですよね。
追加されるタスクは質も量も色々で、一日の仕事方針の転換はいくらでも起こります。
自分のやる気や集中力でさえ、波があって調子よく進まないことはあります。
ポモドーロテクニックは、自分のメンタルで左右されにくくする時間管理方法という面もあります。
ただ、仕事で外から割り込んでくるタスクは、正直自分でコントロールできない部分です。
うまく進める工夫は考えながらも、自分ではどうしようもないところは割り切っていいです。
自分が理想とするセット数をこなせなかったとしても、自分でコントロールできないことが多かったのであれば、また明日からゴリゴリ頑張ったらそれでヨシとしましょう。
積み重ねるのは一日単位だけの話ではありません。
一週間、一か月、一年と続いていくことですので、どこかで立ち止まってしまわないようにすることを考えたいですね。
タスクの細分化と目標設定
理想通りにポモドーロテクニックのセット数を重ねられないことがあるとしても、やはり理想は追いたいし、いいパフォーマンスはしたいですよね。
そこで考えるのが「タスクの細分化」と「目標設定」です。
「タスクの細分化」と「目標設定」は、結果を求める上でも大切ですが、ポモドーロテクニックのセット数をこなすプロセスの段階でも大切です。
セット数ばかりを追う意味などないと言う人もいるかもしれません。
でも、とりあえず「量」をこなすことが意外とできなかったりもします。
ポモドーロテクニックで「量」をこなすためにタスクの内容、ゴール設定の意識を気にしてみてください。
タスクの細分化
積みあがっていくタスクは大きかったり、小さかったりします。
タスクのサイズを整えることで、ポモドーロテクニックを回しやすくします。
タスクを細かく、わかりやすくすることで25分間の集中力を維持しやすくなります。
目標設定
目標設定は無理にとは言いませんが、やっておいた方がいいです。
ポモドーロテクニックを繰り返す理由が目標のためになります。
目標を立てるのが苦手だったら「今日の目標」でもいいです。
今日一日の目標を立てて、さらに午前午後の目標に小さく分解するのもいいです。
目標の用意ができたら、作業の進捗を確認しながら、ガシガシやるためにポモドーロテクニックを回します。
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