「ポモドーロテクニック」は、やることがシンプルなので、気軽に始めることができます。
気軽さはポモドーロテクニックのメリットです。
仕事だったら一日8時間、学校の授業はだいたい1時間から1時間半ですから、25分は短い設定だと思います。
しかし、いざポモドーロテクニックをやってみたら、25分集中する難しさを感じるかもしれません。
25分集中し続けるのはすごいことなのよ
なかなか25分集中を続けて、さらに繰り返すのが難しい場合はどんな対策をすればいいでしょうか。
私は「25分集中できないなら短くしてみる」といいと思っています。
ポモドーロテクニックでは25分と設定されていますが、まずは25分より短い時間でいいから集中、そして繰り返しです。
25分にこだわらないポモドーロテクニック
「ポモドーロテクニック」は25分集中して5分休憩の1セットが基本の枠組みです。
1セットで集中する時間は短めですが、何度も繰り返すことで、結果的に長い時間を集中して仕事や勉強をすることができます。
ですが、25分でさえ「集中するのがキツい」と感じる場合は、25分にこだわらず、さらに短くしてもいいです。
10分でも15分でもいいと思います。
何もやらないのが最悪のパターンです。
少しだけだとしても、時間を決めて集中するのが大切です。
そもそも、ポモドーロテクニックは長く集中するのが苦手な人がたどり着く方法だと思います。
私もぶっ通しでゴリゴリやるのが難しいと感じて、ポモドーロテクニックでルール付けをすることで作業を進めるようになりました。
そして、私も25分よりも短い時間に調整して作業を進めることもあります。
とくにポモドーロテクニックを始めたばかりだと、25分を長く感じることがあるのかもしれません。
25分がキツいなら、もっと短い時間からでいいのでポモドーロテクニックを繰り返してみてください。
短い時間で設定したほうが自分に合っている可能性もありますしね。
繰り返せる時間でポモドーロテクニックを続ける
ポモドーロテクニックの25分集中がキツかったら、短くしてみるのも一つです。
理由は「繰り返せる時間」に設定したほうがいいからです。
集中する時間を繰り返すことで、勉強や仕事の時間を積み重ねることができます。
25分で疲れ果ててしまって、5分の休憩のあと、次のサイクルに戻れなくなってしまったら、結局集中できた時間はわずかになってしまいます。
ポモドーロテクニックを活用する以上、作業時間の積み重ねで、集中できる時間をたくさん確保するのが大切です。
慣れているかどうかによっても、25分の感じ方は違います。
慣れるまでは25分の繰り返しが大変でもしかたないです。
25分は長い時間ではないように見えるだけで、慣れとか経験とかによるよ
25分で力尽きるよりも、繰り返せる余裕がある時間設定から始めるといいです。
なかなかポモドーロテクニックをスタートできない時にも、集中時間を調整することで、自分をポモドーロテクニックのサイクルに入ることができます。
1セットの作業時間が多少短くなっても、集中できる時間の合計が大きくできるように、ポモドーロテクニックを繰り返しましょう。
少しずつ1セット25分に近づいていく
短く時間設定したポモドーロテクニックから始めて、慣れてきたら少しずつ25分に近づけていきます。
少しずつでいいです。
ちょっとうまくいったらといって、いきなり25分でポモドーロテクニックを回す必要はありません。
何度も仕事や勉強に時間が使えて、休憩から戻ってこれる時間を探っていきます。
ポモドーロテクニックで、まず短い時間からでいいから、集中して勉強や仕事をできるようにします。
例えば、いきなりフルマラソンを走るとか無理な話ですよね。
トレーニングを重ねていくと、少しずつ長い距離を走れるようになるものです。
走り慣れてないと1キロだって走ったらヘトヘト。
1キロ走れたら、3キロ、5キロ、10キロと少しずつ距離を伸ばしていくはずです。
ポモドーロテクニックも同じです。
ポモドーロテクニックなら10~15分で回してみてもいいと思います。
余裕ができてきたら、20分にしてみて、また余裕があったら25分のポモドーロテクニックを回します。
いきなり25分でなければいけないことはないので、集中し続けられる長さを少しずつ延長していくイメージです。
最初から25分集中・5分休憩のサイクルではなくても大丈夫です。
ポモドーロテクニックを繰り返すほうが大切なので、あとから作業時間を伸ばす工夫をしましょう。
効率とかは二の次で、まずは行動した時間を積み上げます。
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